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COLUMN #06 | ピラティス

ピラティスは若い人のもの?――実はリハビリ生まれの運動です

2026年6月11日 | 執筆:村田 幸俊(理学療法士・鍼灸師)| Move fit 戸畑(北九州市戸畑区)
ピラティスは若い人のもの?――実はリハビリ生まれの運動です

「ピラティス」と聞くと、若い女性がおしゃれなスタジオでやっている運動、というイメージがあるかもしれません。「私には関係ない」と思っているシニア世代の方にこそ、今日は知ってほしい話があります。

ピラティスはもともと、負傷した兵士のリハビリのために生まれた運動なのです。

ベッドの上のリハビリから始まった

ピラティスは約100年前、ドイツ人のジョセフ・ピラティス氏が考案しました。第一次世界大戦中、ベッドから起き上がれない負傷兵のために、寝たままでも筋肉を働かせられる方法として体系化されたのが始まりです。

つまりピラティスの原点は「体力のない人が、安全に身体を立て直すための運動」。激しく飛んだり跳ねたりは一切ありません。ゆっくりした動きと呼吸で、身体の深いところにある筋肉(インナーマッスル)を呼び覚ましていきます。

ヨガと何が違う?シニアに向くのはなぜ?

ヨガがポーズの完成や柔軟性・精神面を重視するのに対し、ピラティスは背骨と骨盤を支える筋肉を目覚めさせ、動きの質を変えることに重点があります。リハビリ由来なので、関節への負担が少ない姿勢から始められるのも特徴です。

年齢を重ねると、大きな筋肉より先に「姿勢を支える深い筋肉」が衰えて、猫背やふらつきにつながります。ピラティスはまさにそこを狙う運動なので、姿勢が気になり始めた世代にこそ合理的なのです。

自宅でできること:ピラティスの「胸式呼吸」

  1. 椅子に座り、両手を肋骨(あばら)の横に軽く当てます。
  2. 鼻から息を吸い、肋骨が横に広がるのを手で感じます。
  3. 口から細く長く吐きながら、肋骨が閉じてお腹の奥がうっすら固くなるのを感じます。
  4. 10回。これだけで体幹のスイッチが入ります。

Move fit 戸畑でできること

Move fit 戸畑では、理学療法士がピラティスの考え方をベースに、専用マシン「リフォーマー」を使った運動をご案内しています。マシンが動きを助けてくれるので、運動が苦手な方や体力に自信のない方でも大丈夫。「ついていけるか不安」という方こそ、一度体験で確かめてみてください。

からだの不安、一度プロに相談してみませんか?

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