しつこい肩こりに鍼灸が選ばれる理由
肩こりは「国民の悩みごと」の常連です。湿布を貼る、もんでもらう、市販薬を飲む——いろいろ試したけれど、結局つきあい続けている方が多いのではないでしょうか。
今回は、そんな「しつこい肩こり」に鍼灸がどうアプローチするのかをお話しします。
肩こりの主役は「姿勢を支え続ける筋肉」
頭の重さは約5kg、ボウリングの球ほどあります。これを支えるのが首から肩に広がる筋肉たち。デスクワークやスマホで頭が少し前に出るだけで、支える負担は2倍・3倍にふくらみます。
つまり肩の筋肉は、休みなく重い荷物を持たされ続けている状態。緊張しっぱなしの筋肉は血のめぐりが悪くなり、こわばった芯(コリ)が育っていきます。
鍼灸のアプローチは「深さ」と「全身」の二本立て
鍼の強みは、手では届きにくい深い層のコリに直接届くこと。硬い芯に鍼が届くと筋肉がゆるみ、滞っていた血流が戻りやすくなります(詳しくは「筋肉に直接アプローチする鍼」の回をどうぞ)。
もう一つの強みが全身を見ること。東洋医学では、肩こりの背景に目の疲れ・ストレス・冷え・胃腸の疲れなどが隠れていると考え、肩以外のツボも組み合わせて「肩がこりやすい状態そのもの」を整えにいきます。この二本立てが、その場しのぎで終わらせないための鍵です。
自宅でできること:肘で大きく「肩甲骨まわし」
- 両手の指先を肩に軽く乗せます。
- 肘で大きな円を描くように、後ろ回しに10回。
- 肩甲骨が背中で動いているのを感じながら、ゆっくりと。
手先だけのストレッチより、肩甲骨ごと動かすほうが深い筋肉まで動きます。1〜2時間に1回が理想です。
Move fit 戸畑でできること
Move fit 戸畑では、鍼灸でいまのつらさをゆるめたうえで、理学療法士が「頭が前に出る姿勢」そのものをリフォーマーや運動で立て直すところまでサポートします。何年もののしつこい肩こりほど、施術と運動の合わせ技が向いています。