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COLUMN #11 | 東洋医学

眠りが浅い、だるい、イライラ――自律神経の乱れと鍼灸

2026年7月10日 | 執筆:村田 幸俊(理学療法士・鍼灸師)| Move fit 戸畑(北九州市戸畑区)
眠りが浅い、だるい、イライラ――自律神経の乱れと鍼灸

「夜中に何度も目が覚める」「朝からだるい」「ささいなことでイライラする」。年齢のせい、性格のせいと片づけられがちなこれらの不調、自律神経の乱れが関わっていることがよくあります。

自律神経は「アクセル」と「ブレーキ」

自律神経は、心臓や胃腸、体温などを24時間自動調整してくれている神経です。働きは2つ。昼間に身体を活動モードにする交感神経(アクセル)と、夜に休息モードへ切り替える副交感神経(ブレーキ)です。

問題は、ストレスや不規則な生活、加齢でこの切り替えが下手になること。夜になってもアクセルが踏まれたままだと、布団に入っても頭が冴え、眠りが浅くなり、翌日のだるさにつながる——という悪循環が生まれます。

鍼灸は「ブレーキを踏む練習」のお手伝い

鍼灸の施術中、多くの方がうとうとと眠ってしまいます。やさしい鍼やお灸の心地よい刺激で、身体が休息モードに切り替わりやすくなるためです。

東洋医学では、こうした不調を「気のめぐりの滞り」ととらえ、全身のバランスを整えるツボを組み合わせます(考え方は東洋医学入門の回をどうぞ)。定期的に「深く休まる時間」を身体に経験させることが、切り替え上手への近道と私たちは考えています。

自宅でできること:寝る前の「4-8呼吸」

呼吸は、自分の意思でブレーキ(副交感神経)に働きかけられる数少ないスイッチです。

  1. 布団に入ったら、鼻から4秒かけて吸います。
  2. 口から8秒かけて、細く長く吐きます。
  3. 「吐く時間を吸う時間の2倍」を意識して、10回。

吐く息を長くすると心拍がゆっくりになり、身体が「休んでいい時間だ」と理解しやすくなります。

Move fit 戸畑でできること

Move fit 戸畑の鍼灸は、刺激の少ないやさしい施術が基本。眠りや疲れのご相談では、施術に加えて、日中の運動量や生活リズムについても一緒に作戦を立てます。「病院に行くほどではないけれど、ずっとしんどい」——その段階でこそ、お役に立てます。

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